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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
女性のホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た働きをする「大豆イソフラボン」。
ホルモンバランスの乱れや更年期障害などに効果を発揮すると、最近注目されています。
エクオールはこの大豆に含まれるポリフェノール、大豆イソフラボン由来の成分です。女性の健康に役立つ様々な働きは、エクオールのおかげだったことがわかってきました。
今回は、そんなエクオールについて解説をしていきましょう。
エクオールはどうやってできるの?
エクオールは大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」という成分が、腸内細菌と反応して生まれる成分です。
エクオール産生菌と呼ばれる腸内菌にはいくつかの種類がありますが、中でも「ラクトコッカス20-92」と呼ばれる乳酸菌は、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインを、ほぼ100%の確率でエクオールに変換すると評判です。
そして、エクオールは体内に吸収され、更年期障害などの症状に効果的に作用するのです。
ちなみに、ラクトコッカス20-92はイタリア産のチーズなどに含まれる乳酸菌の一つです。安全性も高いとされています。
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