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流産について

ここでは 完全流産・不全流産の症状と治療法 についてご紹介します。
流産とは妊娠22週未満に何らかの原因で赤ちゃんが子宮から流れ出てしまうことを言いますが、特に赤ちゃんの体の組織すべてが流れてしまうことを「完全流産」、一部の組織が子宮の中に残ってしまうことを「不全流産」と呼びます。  

完全流産・不全流産の症状と治療法 :流産の75%は妊娠初期に起こる

妊娠の超初期に起こる流産のほとんどは、受精卵の染色体に異常があり上手く細胞分裂できずに起こるものと考えられていますが、完全流産にせよ不全流産にせよ、ハッキリとした原因は分かっていません。統計によると、流産は全妊娠中の約10~15%とかなり高い確率を示しており、加えてその75%は妊娠16周目以前に起こるとされていることからも、特に妊娠初期には注意が必要です。
一方、妊娠中期に入ってからの流産の原因としては、転んだりぶつけたりといった外部からの刺激や、子宮筋腫、風疹、甲状腺機能低下症といった病気によるもの、またビタミン不足やストレスなども原因になり得るとされていて、基本的に母体側に原因があると考えられています。

 

完全流産・不全流産の症状と治療法 :完全流産の症状とは?

完全流産の症状としては、下腹部に強い痛みを感じ、大量の出血がみられます。これらは子宮の中身を外に出そうとするために生じるもので、全てが外に出てしまえば痛みも出血も徐々に引いていきます。血液の色は暗褐色かチョコレート色で、出血の中に赤ちゃんの組織や胎盤が血の塊として見られる場合が少なくありません。完全流産の場合は全て子宮から出てしまうので、手術は行わず薬の処方のみで終わる場合もあります。これは医師によってその治療法が多少異なるようです。

 

完全流産・不全流産の症状と治療法 :不全流産の症状とは?

一方、不全流産の症状としては、陣痛の時のように痛みが継続して強くなったり弱くなったりを繰り返し、出血量も少しずつ増えていきます。このようにしながら子宮頚管が徐々に開いていき、最終的には赤ちゃんの組織や胎盤が血の塊となって流れてしまいます。 不全流産の場合は子宮内にまだ組織が残っていますので、それらを取り除くための子宮内容除去手術が必要になります。これを放置してしまうと感染症を起こす可能性があるため、この手術によって子宮内に残る組織を全てかき出さなくてはならないのですが、これにはある程度の痛みが伴います。手術の時間はわずか5~15分程度ですが、手術による痛みに加え、なにより流産したという精神的なショックのために、手術は全身麻酔で行う病院が多いようです。

前述の通り、流産の多くはその原因がハッキリしていません。それで流産を予防するためにはできるだけ早く妊娠に気づき、胎盤が完成し安定期に入るまで注意深くあることが必要でしょう。また流産の経験のある人は、妊娠前に子宮の状態を調べてもらうことをおすすめします。

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2015/07/23 14:58掲載

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