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執筆:Mocosuku編集部
監修:樋口 二三男(整形外科医、東京医科歯科大学整形外科理事、日本医師会認定産業医)
腰痛は現代病のひとつだと言われています。
加齢や姿勢の悪さといった本来の原因に加えて、現代の生活習慣の中に腰痛の原因がたくさん潜んでいるからです。
喫煙、睡眠不足、肥満、運動不足⋯⋯。一見、腰痛とは関係ないと思われるかもしれませんが、実は密接な関係があることがわかっているのです。
そこで今回は「腰痛持ちの人が避けるべき4つの習慣」とその理由をご紹介しようと思います。
NG習慣その1:喫煙
タバコは万病の元と言われています。
たとえば「喫煙者には椎間板ヘルニアの人が多い」ということをご存知でしょうか?
背骨(脊柱)には骨と骨の間にクッションの役割をする椎間板があり、この椎間板は周囲の毛細血管から栄養を吸収しています。
タバコを吸うとニコチンが血管を収縮させるため、椎間板へ栄養が行き渡らなくなり、椎間板を変性させてしまう原因になります。タバコをやめることで、壊れていた椎間板が回復する可能性もあります。
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