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肩こり・腰痛への温泉の効果は?
温泉は、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばりに効果があるとされています。温泉の温熱効果が血流を良くしたり、温泉成分が血管拡張に有効に働くためです。
また、温泉成分のなかには、血管拡張を促す作用を持つものもあり、それが痛みの軽減につながると考えられます。さらにある研究では、血管拡張作用のある温泉成分によって、本人が主観的に「痛みが緩和された」と感じるだけでなく、実際に筋肉のこりにも効果があったことが報告されています。
さらに言えば「温泉に行く」という非日常的な時間は、精神的にも効果がありますね。ストレスの軽減といった意味でも、温泉の効果があると考えられるでしょう。
このように、温泉にはさまざまな作用があり、肩こりや腰痛を改善する効果が期待できます。
とはいえ、いつでも気軽に温泉に行ける人ばかりではないでしょう。
もしも温熱効果を期待するのであれば、自宅での入浴も効果があるといえます。シャワーだけで済ませるよりも、しっかりとお湯につかることで痛みが和らぐ感覚を味わえることでしょう。
温泉とマッサージをあわせると効果があるの?
慢性腰痛患者を対象に行なった研究では、運動やマッサージと温泉を組み合わせて行う複合的な療法によって症状の改善がみられました。
それぞれの作用・効果もありますが、温泉とマッサージをあわせることで、よりリラックス効果が高くなると考えられます。ストレスは交感神経を優位にし、筋肉を緊張させることがあります。
そのため、温泉とマッサージを両方行うことで、血流を良くして筋肉の緊張をほぐすだけでなく、リラックス状態にもなるので、効果がいっそう高くなるのかもしれません。
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