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執筆:山本 ともよ(管理栄養士)
医療監修:株式会社とらうべ
「人は血管とともに老いる」と言われるほど、血管の状態=血管年齢は健康状態を反映します。
血管年齢が若返ると、心も身体も健康で若々しくなるのです。
今回は、中でも大きな影響を与える、食事による血管若返り法について、ご紹介しましょう。
しなやかな血管を保つための食事法をぜひ取り入れて、10年後、20年後も病気になりにくい身体で健やかに暮らせますように!
血管年齢とは何?
血管年齢は、血管の老化度合いの目安を表します。
具体的にいうと、血管の硬さを表し、硬くなるほど老化が進んでいきます。血管がしなやかであれば、全身の隅々にまで栄養素や酸素がいきわたります。さらに、疲労物質や老廃物がきちんと排出されます。
血管が硬くなった状態をいう「動脈硬化」が進むと、死につながる心筋梗塞や狭心症、脳卒中の発症リスクも高めてしまいます。血管年齢が高いと動脈硬化が進行していることを、血管年齢が低いと動脈硬化がそれほど進行していないことを表します。
また、血管年齢を若返らせることは、健康寿命(介護を必要とせずに日常生活が送れる期間)をのばすことにつながります。
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