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3.食べる時間が遅い 食べない時間が長い
空腹の時間が長くなるほど、身体は次に摂取した食事を蓄えようと、吸収率を上げて脂肪として溜めこんでしまいます。
食事と食事の時間が長く空いていたり、ダイエットで1食抜くことも、太る原因のひとつです。
また、食べる時刻が遅くなることも脂肪として身体に蓄えやすくなる原因になります。
夕食が遅くなる以外にも、深夜についついお菓子を食べてしまう、飲みのシメについつい食べてしまう、なんてことはありませんか?
日中に摂るカロリー以上に深夜に摂取するエネルギーは身体に脂肪として溜めこみやすく、太る原因となります。欠食することなく1日3食しっかりととること、夕食の時間が遅くならないようにすること、夜に食べる内容や量は十分に気をつけることが必要です。
4.運動量が少ない
運動習慣はエネルギーを消費し、体脂肪を減らしてくれます。
運動といっても、身体を激しく動かすスポーツだけではありません。日常生活の中でもエネルギーを消費することができます。
次のような生活習慣をしていると、日常生活でのエネルギーを消費する機会を減らしているかもしれません。
・デスクワークが中心で動く機会が少ない
・少しの距離でも車、バスや電車を使っている、ほとんど歩かない
・階段を使わず、エスカレーターをすぐに使う
日常で身体を動かさず、健康に必要な1日の歩数は8000歩ともいわれています。
8000歩の距離を歩くとなると、時間にすると1時間以上にもなります。まるまる歩くだけの時間をとることは難しいですが、1日の中でちょっとした時間、少しの活動が積み重なることでエネルギーを消費することはできます。
こういった日常生活の中で活動量を増やし、エネルギーを消費するようにしましょう。
5.睡眠不足
睡眠不足の人は、充分に睡眠をとっている人に比べて肥満傾向にあるといわれています。
睡眠不足は食欲増進するホルモン「グレリン」が多く分泌されます。そして逆に食欲を抑えるホルモン「レプチン」は睡眠不足になると分泌が減ってしまいます。
睡眠不足がホルモンに影響を与え、食べ過ぎの原因になるのです。
また、睡眠不足は脂肪を減らしにくい身体にしてしまうともいわれています。充分な睡眠・休息が太りにくい身体をつくるのには欠かせないのです。
太りにくい生活のためには、規則正しい生活が欠かせません。
まず自分の生活を振り返り、太ってしまう行動に気がつき、生活習慣を正すことで太りにくい生活へと変えていきましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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