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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
熟眠障害をご存知でしょうか。
不眠症の一つですが、睡眠時間をしっかりとっているはずなのに、朝起きても疲れが取れず、全然寝た気がしないといった本人の訴えが多いものです。
この睡眠障害がどうして起きるのか、その原因は何かなどを考えてみましょう。
熟眠障害は不眠症
熟眠障害は「熟眠感欠如」とも言われます。
自覚症状としては、「寝ているはずなのに疲れが取れない」「寝た気がしない」「身体が一日中だるい」「頭痛がする」「最近悪い夢ばかり見る」などが挙げられます。
睡眠時間は十分とっているはずなのに、朝起きるのがだるかったり、仕事がはかどらなかったりする、不眠症の一つです。
休日に一気に寝て回復しようとしている人に熟眠障害の傾向があるという指摘もあります。
ちなみに、不眠症にはほかに、寝つきが悪くなる「入眠障害」、朝早く起きてしまう「早朝覚醒」、深夜にふと目覚めてしまう「中途覚醒」があります。
これらは比較的、眠れていないことを自覚しやすいのに比べると、熟眠障害は「眠っているつもりなのに」と自覚症状がハッキリしないことが多いようです。
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