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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
普段、私たちが食べるお米には、玄米や五穀米など実に様々な種類があります。
最近では定食屋さんやお弁当屋さんでも、ご飯の種類を選ぶことができるようになってきていますね。
今回はこれら様々なお米について、それぞれの特徴を解説していきます。
白米の特徴は?
お米は稲の状態で収穫され、茎から外す「脱穀」という作業を経て、粒になります。
この粒は外側から固い殻であるもみ殻、内側の皮である糠(ぬか)で覆われています。
このもみ殻と糠(ぬか)を完全に取り除き、更に米粒の先についている胚芽(はいが)も取り除いたものが白米です。
固く味にクセがある部分がすべて取り除かれている為、他の米に比べて柔らかくクセがないことが特徴です。
白米のカロリー、含まれる栄養素
白米のごはん茶碗1膳分(160g)あたりのカロリーは269kcalです。
糠(ぬか)や胚芽(はいが)にはビタミンや食物繊維が豊富ですが、白米はこれらを取り除いてしまっているので栄養素のほとんどは炭水化物です。
こんな時におすすめ!
冷めても美味しく食べられることから、お弁当やお寿司などにおすすめです。
また、白米は食物繊維が多い糠(ぬか)や胚芽(はいが)が取り除かれています。
その為他のご飯に比べて消化吸収がよく、胃腸が弱った時や風邪などで消化吸収能力が落ちてしまった時にもおすすめです。
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