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玄米の特徴とは?
玄米は米粒の外側のもみ殻だけを取り除いたお米です。
糠(ぬか)や胚芽(胚芽)を取り除くことを精米と言いますが、玄米はこの精米を行っていません。
その為糠(ぬか)や胚芽(胚芽)が残っており、やや匂いなどのクセがありご飯にしたときに噛みごたえがあることが特徴です。
玄米のカロリー・含まれる栄養素
玄米のごはん茶碗1膳分(160g)あたりのカロリーは264kcalです。
糖質の代謝を助けるビタミンB1、エネルギーを作るのを助けるナイアシン、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB6などのビタミンや、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
また食物繊維も多く含まれています。食物繊維には食事中の血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。血糖値の上昇が穏やかになると、インスリンの分泌が少なくてすみます。
インスリンには血糖値を安定させる働きの他に、糖を脂肪にかえる働きもあります。
その為、インスリンの分泌が少なくなることで、太りにくくなることが期待できます。
こんな時におすすめ!
玄米には独特の風味があるので、炊き込みご飯やカレーなどにおすすめです。またダイエット中の方にもおすすめです。
但しカロリー自体は白米とそこまで変わりないので食べ過ぎには注意しましょう。
食物繊維が多く含まれているので、便秘気味の方にもおすすめです。反対に消化吸収は白米より悪いので、胃腸が弱っている時は避けた方がよいでしょう。
3分つき米、5分つき米、7分つき米とは?
玄米と白米の中間になるのが、3分つき米、5分つき米、7分つき米などの分つき米です。
3分 → 5分 →7 分と進むほど、精米度合いが大きくなり白米に近くなります。
玄米は栄養価が豊富ですがクセがあります。これらの分つき米は糠(ぬか)の部分を少し残すことによって、玄米より食べやすく、白米より栄養価が高くなっています。
玄米は苦手だけれど栄養素は摂りたいという方に是非試していただきたいお米です。
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