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「武者震い」のしすぎにもご用心
アドレナリンはノルアドレナリンから生成されます。
そして、ノルアドレナリンはドーパミンから生成されます。
いずれも、私たちの意欲や頑張りに貢献するホルモンです。
これらホルモンは、適度に分泌されればストレスに対してプラスの作用に働きますが、過剰な分泌には注意が必要です。
パニック発作の誘発や、慢性的なストレスが高じてうつ病や不安障害、自律神経失調症といった疾病につながるリスクをともないます。
あまりにも頻繁に武者震いで奮い立っているのも、身体に弊害をもたらすといえるかもしれません。
【参考】
(※)脳科学辞典『体温調節の神経回路』(https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E4%BD%93%E6%B8%A9%E8%AA%BF%E7%AF%80%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%9B%9E%E8%B7%AF)
<執筆者プロフィール>
山本 恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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