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執筆:山本 ともよ(管理栄養士)
食欲の秋にはおいしい旬の食材・料理がたくさん登場します。そして、日本人なら欠かせないのが「新米」。そろそろ、店頭でも「新米」の文字を見る機会が増えてくる頃ですね。
皆さんは、新米とそうではないお米との違いをご存じですか?「新米のおいしい炊き方」と聞けば興味をそそられますよね。そこで今日は新米について、詳しくご紹介していきます!
ズバリ「新米」とは?
お米の規定にあたる「JAS法」の玄米及び精米品質表示基準では、新米は「収穫年の年末までに精白・梱包された精米に限る」と定められています。
お米の収穫の時期は多くが9〜10月で、北になるほど遅くなります。最も早い沖縄では7月に収穫されることもあるようです。
九州付近では8月、関東近辺では9月、東北では10月頃が出荷のピークを迎えます。その頃から12月に精白されて、年明けくらいまでに出回るお米が新米というわけです。
収穫後に年を越してから精白されたお米は新米とは呼べません。なお、前年に収穫された米は「古米」(こまい)と呼び、さらに1年ずつ古くなるごとに「古々米」「古々々米」「古々々々米」……という風に呼びます。
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