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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
春は気温の変化が大きいなど、体調を崩しやすい時期。そんな春に体にうれしい管理栄養士おすすめの旬のレシピをご紹介します。
春のお疲れに。旬の玉ねぎを使った簡単レシピ
春は新生活で環境が変わったり、気温の変化が大きかったりする為に、自分が思っているよりも疲れがたまりやすい季節といわれています。疲労を回復するには、ごはんやパン、麺などからとった糖質を効率よくエネルギーに変えることが重要なのですが、その糖質の代謝に必要なのが豚肉などに多く含まれている「ビタミンB₁」です。そして今が旬の玉ねぎには、このビタミンB₁を体内に長く留める働きがある「硫化アリル」という物質が含まれているのです。
このレシピは豚肉と玉ねぎの組み合わせに加え、こちらも疲労回復効果があるとされている「アスパラギン酸」を含み、春が旬のアスパラガスも使用した簡単サラダです。豚肉とアスパラガスはまとめてゆでておけば、さらに時短につながります。
ここで注意。旬の玉ねぎはやわらかいので生で使用しますが、含まれている硫化アリルは水に溶けやすいです。
なので、水にはつけず、お酢をかけることで特有の辛味を抑えましょう。
豚肉と旬玉ねぎの春サラダ
【材料】2人前
豚もも薄切160g/新玉ねぎ小1個/アスパラガス4本/好みドレッシング適量/酢適量
【作り方】
1. 沸騰したお湯に豚肉を入れ、1~2分色が変わるまでゆでる。
2. アスパラガスは3cm程度に切り、沸騰したお湯に入れて4~5分ゆでる。※電子レンジのゆで野菜機能を利用しても可。
3. 新玉ねぎは薄切りにし、お酢をかけて5分ほどおく。
4. 1~3を器に盛り、好みのドレッシングをかける。
脂肪分が少ないもも肉をゆでて使用しているので、さっぱりといただけます。
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