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執筆:桜 イクミ(管理栄養士・健康運動指導士・フードスペシャリスト)
暑い時には冷やし中華がよく売れて、冬になると鍋物が人気をはくします。
また季節によって、商品の売れ行きや味つけも変わります。
気温と味覚にはおおいに関係がありそうです。しかしそれはなぜなのでしょうか。
今回はこの「気温と味覚の関係」について詳しく解説していきましょう。
気温によって食べたいものが変わる?
気温が上昇する暑い時期は、体温と気温の差が少なくヒトの身体は体内で熱を作る機能が低下し、基礎代謝も低下します。
一方気温が低下する寒い時期は、体温と気温の差が大きく、ヒトの身体は体内で熱を作る機能が上昇し、基礎代謝は上昇します。
夏は暑く、基礎代謝が低下することで食欲が減退します。そのため、酸味やさっぱりした味が好まれます。
反対に、気温が低くなると基礎代謝が上昇するため、食欲も増加しやすく、カロリーの高い食品や濃い味つけを好むようになります。
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