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野菜の育った環境に近い条件を
人は育った環境に近いと、なじみやすく居心地が良いものです。同じように、野菜も生育環境と近い保存環境だと鮮度を保つ、つまり長生きします。
野菜を劣化させるのは、植物の成長ホルモンと言えるエチレンです。
エチレンがなければ種子から発芽して花となり実を成熟させることはできませんが、保存する上では、エチレンの量を減らす必要があります。野菜の呼吸に出されるため、日光の当たらないくらい場所で保存すると良いです。2℃~5℃の低温が良いでしょう。
野菜の保存方法 冷蔵庫に入れないで!
冷蔵庫で保存すると、表面に褐変やくぼみ、斑点、水っぽくなる、軟らかくなる、ビタミンCが減少するなどの「低温障害」を起こす野菜があります。
原産地が熱帯や亜熱帯地域の野菜、ジャガイモ、かぼちゃ、ナス、きゅうり、ピーマン、里芋などです。10℃~14℃の保存温度が最適です。
ただし、カットするとエチレンが増えるので、カットしたらラップに包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存する方が良いです。
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