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「+10(プラステン)」とは?
厚生労働省は、「健康づくりのための身体活動基準2013」で定められた基準を達成するための実践の手立てとして、国民向けのガイドライン「アクティブガイド」を作成しました。「+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう」は、アクティブガイドのメインメッセージです。今より10分多く体を動かすだけで、健康寿命を伸ばすことができるとされています。
厚生労働省「健康日本21」によると、20代~50代女性の1日平均歩数目標8,300歩に対する平均不足歩数は1,220歩となっています。10分の散歩が約1,000歩、13分の散歩が約1,300歩であることを考えると、不足歩数は10分の散歩である程度補え、13分の散歩で十分に補える計算になります。
約1,300歩の散歩と同程度の運動量
医師監修の細井孝之先生(日本骨粗鬆症学会理事・健康院クリニック副院長)は次のように話しています。
「『 キンコンカン体操 』は、場所を選ばず、3分間で20~50代女性の1日あたりの歩数不足分を補う、約1,300歩と同程度の運動量、さらに体幹トレーニング、筋肉、骨、関節へ適度な負荷を与える運動になります」
また、スポーツクラブNASは、「 キンコンカン体操 」の公認インストラクターを育成し、都内の自治体施設や企業を対象に実演や指導を実施するといいます。
エクササイズDVDの中でもダンス系は特に人気のジャンルだそうです。しかし、中には難しいもの、ハード過ぎるものもあります。それらに比べると、「 キンコンカン体操 」は難し過ぎる動作がなく、全体で約3分と短めなのも魅力。運動の効用についても熟慮されています。慣れない内は、手の動きのみ、または、足の動きのみから始めてみましょう。
<参考>
キンコンカン体操 (ダノンデンシア)
https://www.danone.co.jp/densia/kinkonkan/
執筆:斉藤雅幸(Mocosuku編集部)
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