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執筆:桜 イクミ(管理栄養士)
結婚式や同窓会などのイベントが迫ってきて、短期間でダイエットをしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
短期間のダイエットは身体に負担になるため、おすすめはしていません。
ですが今回は「どうしても!」という方のために、身体に与える影響と共に、比較的無理がない方法をお伝えしようと思います。
短期間の食事制限ダイエット、身体への影響は?
短期間の食事制限ダイエットは、食事を極端に制限することで成功すると考える方が多いようです。
しかし極端な食事制限はおすすめできません。
なぜなら、身体のエネルギーや材料になる食事を制限することで、身体に弊害も生じるためです。
身体の活動エネルギーとなる糖質が不足すると、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンという保存されたエネルギーが使われます。ところが、グリコーゲンはたくさん蓄積できません。
そのため、グリコーゲンがなくなると、次に筋肉を分解して糖を作り出します。その結果、筋肉が落ち、代謝も落ちます。
そして、もとの食事量に戻した時には栄養素を吸収しやすくなり、リバウンドにもつながります。筋肉が落ちることは、その後のダイエットも成功しにくい身体を作ってしまうことになります。
このような身体のしくみから短期間の食事制限ダイエットで急激に減量することはおすすめはしないのです。
「どうしても・・・」という方に、次から身体への影響を少なく抑える食事制限の方法をご紹介していきます。
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