子宮内膜症

Mocosuku(もこすく)
  • 子宮内膜症

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を毎日配信

悩ましい子宮内膜症の気になる症状、治療方法等

生理痛と子宮内膜症 には密接な関係があります。子宮内膜症の主な症状は、“痛み”で、最も代表的なものが強い生理痛です。ある調査では、子宮内膜症のおよそ90%の人が強い生理痛を感じている、というデータがあります。子宮内膜症の最新情報、気になる症状、妊娠との関係についてチェックしておきましょう!

どんな病気?

子宮の内側にある内膜の組織が、子宮以外のところで増えていく、進行性の病気です。月経のたびに炎症や出血をくり返したり、周りの臓器に癒着(くっ付いてしまうこと)することがあります。

なりやすい人

月経がある人の10~15%にあるといわれています。現在は10人に1人は子宮内膜症があるといわれ、エストロゲン(=女性ホルモン)の分泌が特に多い、20~40歳代の人には特に多くみられます。
子宮内膜症は、月経を繰り返しながら進行するので、妊娠・出産で月経がなくなると一時的に軽くなります。ですので、出産経験のない人は、たくさん子どもを生んだ人よりも月経の回数が多い(月経をお休みする期間がない)ため、子宮内膜症になりやすいといわれています。

生理痛と子宮内膜症

主な症状は月経痛です。子宮内膜症が進行するほど症状は重くなります。その他にも、月経時の腰痛、排便痛、性交痛といった痛みや、過多月経や不正出血、腹痛・下血・便秘・下痢といった消化器症状、頻尿や血尿といった尿路症状などもあります。中でも問題となるのは、卵管の動きが悪い、排卵障害を起こす、といった症状です。

調べ方(健診方法)

まずは問診。これまでの病歴や初経年齢と最終月経、月経時の腹痛や性交痛、妊娠・出産歴の他、不妊の状態(避妊をしていなくてもどれくらいの期間妊娠しないか)などについて聞かれます。

治療方法(手術・化学療法)

子宮内膜症は命に関わる病気ではありませんので、鎮痛剤などで月経痛を和らげるだけのこともあります。ですが、月経がある限り悪化します。また、妊娠を希望しているか、時期としては今すぐなのか数年先なのか、こういった年齢や背景によっても変わってきます。主治医と相談して、自分に合った治療法を選びましょう。

【子宮内膜症】

その痛みは病気のサインかも。生理痛、放置していませんか?

執筆:座波 朝香(助産師、看護師) 医療監修:坂本 忍(医師・公認スポーツドクター・日本オリンピック委員会強化スタッフ) 生理にまつわる悩みを抱えている女性は決して少なくありません。なかでも、生理痛に...

2016/12/23 21:30掲載

その生理痛、大丈夫?子宮内膜症を見逃さないために覚えておくべきこと

執筆:Mocosuku編集部 監修:太田 郁子(医学博士) 「下腹部に鈍痛があって立っているのも辛い」「頭が痛くて仕事に集中できない」…。 そんな毎月の生理痛に悩まされている女性は少なくありません。 ...

2016/11/17 21:30掲載

25歳女子の10人に6人が… 自分のカラダ、わかっていますか?

執筆:渡邉優希(医療ライター) 監修:太田郁子(医学博士) 生理がやってくると、生理痛や吐き気、頭痛、疲労、脱力感などに悩まされる人も多いのではないでしょうか。こうした症状のことを“月経困難症”といい...

2016/04/12 21:00掲載

スポンサーリンク

健康と病気

先週よく読まれた記事

少しの疲れにはビタミンを。慢性疲労には「タウリン」を

執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー) 医療監修:株式会社とらうべ 日々感じる疲れには、「なんとなく疲れたな」という一時的なものと、「疲れがとれない」という長期...

太っていなくても、肝臓に脂肪がたまる!?「脂肪肝」とは

執筆:柳澤 厚生(医師・医学博士) 脂肪や糖質が高い食生活を続けていて、かつ運動不足などで身体活動量が落ちているときには、余分なエネルギーは脂肪として肝臓に蓄積されて「脂肪肝」を発症します。 「会社の...

汗っかき? 多汗症? 区別はどうつける?「多汗症」について

執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 暑くもないし、とくに緊張もしていない、運動をしたわけでもないのに汗の量が多いと、「汗かき?それとも何かの病気?」と心配になります...

こんなにウレシイ「お酢」の効果! その秘密と取り入れ方を紹介

執筆:永吉 峰子(管理栄養士) 体によいイメージがあるお酢。 なんとなくよいイメージはあるものの、実際はどんなよいことがあるのか、具体的にはあまり知られていません。 そこで今回は、お酢が体に嬉しい理由...

「がんになりやすい」という人はいるの? 特徴はある?

執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかの「がん」にかかるといわれています。 それほどまでに身近な病気である「がん」。 どん...

管理栄養士が教える、「夏は麦茶」の理由

執筆:永吉 峰子(管理栄養士) 夏といえば麦茶! ご自宅で作ったり、お出かけ中にコンビニや自販機で購入したり、いつもより飲む機会が増えますよね。でもなぜ、夏は麦茶なのでしょう?そんな麦茶の理由や秘密を...

「認知症になりやすい人」はどんな人?特徴はある?

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 2015年の推計値では520万人、予備軍の「軽度認知障害:MCI」も400万人いると推計され、国民の約10人に1人が患っている社...

関連サイト

チョコレート嚢胞

チョコレート嚢胞とは、卵巣内部に起きる子宮内膜症のことで、病巣に溜まった血液がチョコレートのように黒っぽくなります。当サイトでは、チョコレート嚢胞の原因、症状、治療について説明します。